山 コウノトリ

コウノトリをクリックすると、
運搬と出荷の様子がご覧いただけます。

自伐林業 × 協同労働 里山資本主義 × 協同労働 ~その一歩が豊岡市で始まった

私たちが目指す自伐林業は、自分たちで山を管理する(育てる)、自分で木を切り、出荷する。一連の作業を複数人で行う。


小規模であるが力のある土佐の森方式の軽架線による木材搬出、山を荒らさない作業道、次世代に遺す里山としての価値を高める理念がある。


NextGreen但馬でも働くメンバーが話し合い経営を考え、計画を決め、
出資をし資材を揃えた。


全国からも多くの増資をいただいた
NextGreen但馬が契機となり、これが地方の就労問題の糸口にもなってほしい。


自伐林業は協同労働の働き方そのものであると確信する。


NextGreen但馬は、持続可能な山づくりで、
収奪的産業を目指す森林政策とは相反した小規模林業を実現させようと、
自伐林業を協同労働の協同組合として運営を進めようとしている。


豊岡市ほどの山林があれば何人もの人が働ける、自分たちの働く場だけではなく、
地域に仕事もおこせる。
NextGreen但馬は、人材育成が出来るとまだまだ働ける人はいる、という仕事おこしの協同組合の視点も持っている。


「自伐林業×協同労働」、「里山資本主義×協同労働」。
自伐林業と里山資本主義に出会った今、今後の協同労働の運動は地方都市への飛躍的な広がりを見せていくだろう。
その第一歩が兵庫県豊岡市から始まった。

2014年新書大賞ベストセラーとなった「里山資本主義」
(藻谷浩介著 NHK広島取材班)
発行所 株式会社角川書店


NextGreen但馬 設立趣意書

昨年10月より職業訓練「新エネルギー・環境コース」を受講して、現在行われている林業の状況を学び、様々な問題を知り、昔ながらの持続可能な山づくりの必要性を強く感じました。
現在の林業の多くは価格の高い建材用の木材ばかりを利用しており、それ以外の材は切り捨てられたままになっています。
今では利用しなくなった資源を多く使うようになれば、それらを山から出す・加工する・販売する等の作業が発生し、森林に多くの人が関わるようになります。
このように人手を多く必要とする仕組みをつくれば雇用も創出され、森林整備が山の隅々に行き届くようになります。
山の資源を枯渇させないように注意しながら植林・育林(間伐・枝打ち等)・伐倒の世代を超えた循環を定着させ、現在我々が伐倒している材を先人たちが遺してくれたように次世代に資源を遺す林業を行うために「Next Green 但馬」では「次世代に遺す山づくり」をテーマに活動します。
豊岡市は面積の約8割にあたる55,000haが森林です。土佐の森・救援隊の中嶋氏の話によると、土佐の森方式の自伐林業を行えば100haで3人の雇用が生まれるといいます。
豊岡市に当てはめると1,650人の自伐林業家が働くことができます。人件費を削って高性能林業機械に多大な投資を行う森林組合とは違う、新しい取り組みが必要なのではないかと感じてきました。
自伐林業とともに、労協センター事業団の取り組みも訓練の中で何度も見聞きしてきました。そこで、一つの山で生計を立てるために、数人がグループを作り実作業だけでなく経営まで考え、地域のために活動する自伐林業の仕組みは協同労働で行ってこそ真価を発揮するのではないかと考えました。2013年春(一部省略)